おからの煮物を、冷凍保存する時に知っておきたいことを紹介していきます。
おからの煮物は「卯の花」ともいいます。ちなみに卯の花とは、小さく白い花を咲かせる植物で、白いおからと似ていることから呼ばれるようになったそうです。
卯の花はどこか懐かしいような、優しい味わいで、おからを使った料理の中でも定番のレシピですよね。
「おからの煮物をまとめて作り置きしたい!」「たくさん作っちゃたけど余ってしまいそう…。」という時は、冷凍保存がおすすめです。
おからの煮物は冷凍できる?
おからの煮物・卯の花は、冷凍出来ます。調理したまま冷蔵庫に入れておくと、2~3日ほどしか日持ちがしないので、たくさん作った時は冷凍しておきましょう。
冷凍したい時には、注意点があります。
具材にこんにゃくを使うのはやめた方がいい
こんにゃくは水分を多く含んでいるので、解凍した時に水分が抜けて、スポンジのようになってしまいます。食感が変わりあまり美味しくなくなってしまうので、冷凍するなら入れない方がいいです。
作る時は水分はできるだけ飛ばした方がいい
冷凍したものを解凍すると、水分が出ますよね。具材の野菜などに含まれた水分が出てきて、冷凍前よりしっとりするので水分は減らしておいた方がいいです。
冷凍保存方法
おからの煮物は水分を含んでいる分、凍るとカチカチに固くなってになってしまいます。凍ったまま取り分けるのは難しいので、1回で食べる分ずつ小分けにして保存するのがおすすめです。
家で食べる用の冷凍方法
①1食分ずつラップで包みます。この時に薄く平たくすることで、早く冷凍できます。
②ラップで包んだら、まとめてフリーザーバッグに入れて冷凍します。ジッパー付きの袋に入れることによって、使って空気に触れないようにし、匂い移りを防ぐこともできます。
これが面倒なひとは、ラップで包まず直接フリーザーバッグにいれても大丈夫です。
フリーザーバッグに入れた後、菜箸などで1食分ずつ筋を入れて区切っておきます。そうすると、使う時にパキっと折って取り出すことができます。
お弁当用の冷凍方法
お弁当のおかず用として冷凍保存しておくのも便利です。
シリコンカップなどのお弁当用のカップにおからの煮物を小分けにしてから、ラップで包みます。
これをタッパーに入れておくと、崩れにくくなり、冷凍庫の中でも保存しやすいですね。
冷凍保存の期間はどれくらいまで?
調理したおからを冷凍した場合は、1週間~2週間以内に食べるようにしましょう。
食べるときは、急いでいないなら、電子レンジを使わず自然解凍した方がおすすめです。ゆっくり解凍させると、味が落ちにくくより美味しいおからの煮物を食べることができます。
おすすめのおからの煮物レシピ
おからの煮物のレシピは色々ありますが、実際作って美味しかったレシピを紹介します。
基本のおから(煮物)
出典:クックパッド
優しい味のおからの煮物のレシピです。にんじんやネギが入っていて彩りもきれいですね。基本のレシピとして覚えておくと使えます。
材料
おから150g 油揚げ1枚 人参70g ゴボウ30g 長ネギ30g 青ネギ2本 サラダ油(炒め用)少々 酒大さじ1 砂糖大さじ1 みりん大さじ1 薄口醬油大さじ1 塩少々 だし汁 150cc
詳細レシピ
基本のおから(煮物)
おからの炊いたん(卯の花♪)
出典:クックパッド
優しい甘みのある、卯の花レシピです。炒めた玉ねぎを加えることによって、コクと甘みが出てとても美味しく仕上がります!
材料(4人分~)
おから200g 玉ネギ1/4~1/2玉 干し椎茸2枚 にんじん3㎝ こんにゃく50g ネギ適量 砂糖大さじ3 しょうゆ大さじ3 みりん 大さじ1 椎茸の戻し汁+出し汁300~500cc サラダ油大さじ2 ねぎ(小口切り)適量
詳細レシピ
おからの炊いたん(卯の花♪)
ねぎ味噌おから
出典:Nadia
シンプルにネギだけを入れたレシピです。たくさん具材が入っているものも美味しいですが、あえてシンプルなレシピも素材の味が楽しめていいですね。
材料(1~2人分)
長ねぎ1本 ごま油適量 味噌大さじ1 おから50g 水大さじ2
詳細レシピ
ねぎ味噌おから
もっとおからの煮物のレシピを知りたい方は、しっとり美味しい!人気の「おからの煮物」レシピ
もご覧ください。
おからの煮物は冷凍しても美味しく食べられるので、ぜひまとめて作り置きしちゃいましょう。